5年付き合った遠距離の彼女がいるのに傍にいる居心地の良い女友達と酔った勢いでキスして彼女の存在を忘れるぐらい本気で求め合った。 五芭

5年間の遠距離恋愛を続けてきた主人公が、身近にいる女友達との一夜で心が揺れ動く姿を描いた作品。お酒の席で偶然から始まったキスが、抑えていた感情の洪水を引き起こす。互いの体温を感じながら、罪悪感と欲望の狭間で揺れる二人。遠く離れた彼女の存在を頭の片隅に押しやりながら、目の前の女友達との距離が縮まっていく様子が生々しく描かれている。距離よりも存在の大きさが恋愛の本質なのかもしれないと考えさせられる、大人の切ない恋模様。

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主人公と女友達が居酒屋で飲んだ後、彼女の部屋に流れるように移動するシーン。肩が触れる度にドキドキする二人の間に漂う甘い緊張感。「ちょっと飲み過ぎちゃったね」と言いながらも、お互いの視線は絡み合ったまま。深夜の静かな空間で、彼女がソファに座る主人公の隣にそっと腰を下ろす瞬間の空気感が絶妙。「ただの友達」というラインを越えることへの躊躇いと期待が入り混じる表情の演技が秀逸。酔いに任せた言い訳と、本当は冷静な判断力の間で揺れる心理描写が実に説得力がある。

最初のキスから始まる前戯は、長年抑えていた感情が一気に溢れ出すような激しさ。唇を離した瞬間の「はぁ…」という吐息が色気満点。首筋から鎖骨へと舌で辿る様子に女友達は身体を震わせる。ブラウスのボタンを一つずつ外す指先の震えに、背徳感と快感が混じり合う。耳元で囁かれる「いいの…？」という言葉に、「うん…」と小さく頷く瞬間がたまらない。胸を優しく愛撫されると「あぁ…」と甘い声が漏れ、全身が敏感に反応。愛液でぐっしょり濡れた下着を脱がす時の「じゅっ」という音が二人の興奮を加速させていく。

長年の友情からの一線を越えた交わりは、想像以上に激しく熱い。慎重にゆっくり挿入する瞬間、女友達の背中が弓なりに反る姿が印象的。「あっ、あぁ…！」と声を漏らしながら彼の背中に爪を立てる。リズミカルな腰の動きに合わせて愛液が「じゅぷじゅぷ」と音を立てる。体位を変えるたびに高まる快感に、遠距離の彼女の存在は完全に頭から消え去っている。汗ばんだ肌と肌がぶつかり合う「パン、パン」という音と荒い息遣いが部屋に響き渡る。最後は深く繋がったまま「中に出して…」と囁かれ、二人同時に絶頂を迎える。解放された後の罪悪感と満足感が入り混じる複雑な表情が、この作品の深みを一層増している。