弟の性欲処理は、姉がするものだと お義姉ちゃんは思っている。

家族という絆を盾に、禁断の快楽に溺れゆく背徳の日常。血の繋がらない姉弟という関係性を巧みに利用し、自らを「処理係」と定めた義姉・ひなの（仮名）の歪んだ使命感が物語の核となる。リビングでの無防備な肌触り、風呂場で零れる滴の音、夜の寝室で響く「お姉ちゃんの義務ね」という囁き——日常の隙間から滲む性的緊張が、觀眾の倫理観を揺さぶる。

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梅雨のじめついた団地の一室。帰宅した弟の制服に触れながら「今日も我慢できたの？」と耳元で吐息を漏らす義姉。窓際で広がる洗濯物の陰、食卓で膝が触れ合う度に高まる鼓動、押入れからこぼれる懐中電灯の光——家庭の情景をエロティシズムの舞台に変える演出が随所に散りばめられている。濡れたタオルが畳に落ちる音、冷蔵庫のモーター音、時計の針の音が、官能のリズムを刻む。

弟の学生鞄を整理するふりでパンツを嗅ぐ義姉の鼻息がこもるシーンから幕が開ける。「汗の匂い…立ってるでしょ？」と指先でズボンの膨らみを探り、硬くした部分を人差し指でクルクルと円を描く。頬杖をつきながら「お姉ちゃんが全部出してあげる」と呟き、チャイム音と共に唾液を垂らして舐め上げる描写では、日常と非日常の境界が溶解する。

畳の上で騎乗位になる義姉の腰つきに、雨戸の隙間から差し込む夕陽が汗の粒子を浮かび上がらせる。「んぁ…ほら、我慢しなくていいの」という誘い文句と共に、弟の手首を畳に押し付ける爪の跡が生々しい。終盤の浴室シーンでは、シャワーヘッドを股間に当てながら「きれいになった？」と問いかける両手ブラの姿が、背徳感を最大化。金切り声と排水溝を伝う白濁液が、禁断の果実の甘酸っぱさを象徴する。