お義母さん、にょっ女房よりずっといいよ… 白木優子

田舎の古びた日本家屋を舞台に、義母・優子（白木優子）と婿との湿った情事を描いた近親モノ作品。150cmの小柄な肢体が未だ色褪せない魅力を放ち、畳の上の絡み合いから縁側での密会まで、閉鎖的な環境での背徳感が強調されている。昼下がりの団らん中、ふとした拍子に触れ合う肌の温度差が徐々にエスカレートしていく展開に、観る者の喉を締め付ける緊張感が走る。

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梅雨明けの蒸し暑い午後、縁側で扇子をあおぎながら西瓜を食べる義母の後ろ頸に、婿の視線が吸い寄せられる。ゆったりとした浴衣の襟元から覗く鎖骨の陰影が、滴り落ちる果汁と重なり官能的に映る。「汗ばむ肌に貼り付く単衣の下から、熟れた桃のような匂いが漂ってきて…」という台詞回しが、室内の湿気と情動の高まりを巧妙にリンクさせている。

縁側の手すりに腰掛けた義母の帯締めを「くつろいでらっしゃい」と解きほぐす婿の指先。じゅるりと音を立ててほどける組紐の陰で、ぽたりと畳に落ちる汗の雫が情景の奥行きを演出。襖の隙間から差し込む陽炎が、膨らみゆく乳房の輪郭を浮かび上がらせながら「この家の息子じゃないんだから…」と呟く吐息が、倫理の糸を切り裂く鋭いナイフとなる。

押し倒された畳の上で乱れる浴衣の裾から、くっきりと浮かび上がる褐色の乳輪が激しい腰振りに合わせて揺れる。ひゅっ、ひゅっと抜き差しされる肉刃の切れ味に、「あんたが悪いの…全部あんたが…」と泣き笑いしながら脚を絡める様は、まさに四十路の肌艶が爆発する瞬間。終盤の庭先での立ちバックでは、草むらに倒れ込む二人の体勢から迸る愛液が、夕陽に照らされて琥珀色に輝く描写が圧巻だ。