上司の前で・・私の妻がヌードモデルになりました。13 黒木奈美

夫の上司を自宅に招いた晩、これまで隠していた妻の秘密が明らかに。実は美術大学時代からヌードモデルとして活動していた経歴が発覚し、上司の前で再びポーズをとる羽目になる。キャンバスに映る裸身がリビングの照明に浮かび上がり、夫の複雑な表情とカメラのシャッター音が重なる緊張感。美術的表現と官能性の境界線が曖昧になる中、三脚の陰で震える指先が背徳感を加速させる。

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自宅リビングを臨時のアトリエに変え、白い布を敷いたソファが即席のモデルステージに。上司は芸術支援の名目でモデル代をポケットから取り出し、妻の肌に触れずに距離を詰める。画集をめくる音とシャンパンの栓が抜ける音が同時に響く不穏な空間。窓のブラインド越しに差し込む夕陽が、汗で光る鎖骨の曲線を浮かび上がらせ、「もっと腰を反らせて」という指示に従うたびに浴衣の帯が緩んでいく。

筆立てから取り出した画用筆で肩口をなぞられ、「ここにホクロがあったのか」と囁かれる妻。キャミソールのストラップが筆先でずり落とされる度、指紋のついたワイングラスが傾く。パステルシャチハタのキャップ音と共に乳首の色を「モナリザ・レッド」と評する上司。美術解剖学の専門用語を織り交ぜた褒め言葉に、抵抗できずにブラジャーのフックが外れていく。膝裏に当たったスケッチブックの角が痛さと快感の境界を曖昧にし、クリーム色のパステルが股間の影を濃く描き出す。

画架が倒れる音と同時に始まる密着。キャンバスに付いたオイルパステルが肌に転写され、抽象画のような体液の軌跡がシーツに広がる。「モデル契約の条件だ」と耳元で宣言され、三脚に膝を掛けさせられた状態で後ろから貫かれる。アクリル板に押し付けられた乳房が扁平に変形する様を鏡越しに見つめながら、絵の具パレットのような愛液が太ももを伝う。フィニッシュではパステルを咥えさせられ、歯型のついた色鉛筆が股間に突き立てられる衝撃的ラスト。