ある人妻の下心・・力づくでやられたい。2 櫻井まみ

櫻井まみが演じる人妻が、密かな欲望と禁断の背徳感に満ちた物語を展開する本作。夫との平穏な日常に潜む満たされない渇望が、濃厚な肉体の絡みによって一気に開放されていく。汗ばむ肌と濡れた唇が熱を帯び、艶やかな愛液がベッドシーツを染めていく描写が圧巻。抑えきれない衝動と、ぐちゅぐちゅと淫らな音が響く中、全身を貪られる快楽に呑まれていく櫻井まみの艶演技が見所だ。

設定は、夫に満たされない人妻がふとしたきっかけで男の強引さに抗えず—いや、内心待ち望んでいた力強い抱擁に身を委ねていくシチュエーション。日常から非日常への緩やかなスライド感、アパートの薄暗い部屋や静まり返った昼下がりのリビングが舞台となり、緊張感と背徳の快感が交錯。強い腕に押さえ込まれた瞬間、喘ぐ声とともに心の奥底に秘めていた欲望があらわになる。
前戯はじっくりと焦らしつつも、どこか激しさを含んだもの。唇が重なり、櫻井まみの舌が絡み合う音が生々しく響く。首筋や耳元をなぞる熱い吐息、シャツ越しに感じる指先の震え、そして徐々に濡れ広がる下着。背中や太ももに残る汗と唾液のぬめり、じんわりと愛液があふれ出し、彼女のカラダが本能的に求め始めているのを視覚でも聴覚でも感じられる、濃密な時間が流れる。
本番はまさに力任せに貪り合う激しさと、櫻井まみの切なげな表情が絶妙なコントラストを描く。グチュグチュという愛液の音と、強く突き上げられる度に溢れ出す喘ぎ声が空間を支配。ベッドシーツに染みる汗と精液、乱れた髪や赤く色づいた肌が快楽の極みに達する瞬間を演出。フィニッシュではたっぷりと注がれる精液が絡み合い、欲望のすべてを曝け出すような濃厚な余韻が残る。

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