ダメ女に恋した私 ～合鍵わたします…同棲契約レズビアン～

幾野まちと水瀬さな、二人の女性が織りなすレズビアン同棲ドラマ。生活力がなくて自堕落な“ダメ女”幾野まちに、しっかり者の水瀬さなが恋をして始まる同棲生活は、最初こそ戸惑いやすれ違いも見せるものの、やがて愛欲が濃密に絡み合う展開に。汗ばむ身体を重ね、無防備なまちのだらしなさや自然体な仕草がさなの独占欲を煽り、ベッドの中で互いの体液が交じりあう、リアルなレズビアンの愛と肉欲が全編に迸る。

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シェアハウスの一室、あるいは狭いワンルームで繰り広げられる生活感たっぷりの同棲シチュエーションが本作の肝。朝は寝起きのすっぴん同士で始まり、だらしない服装でゴロゴロするまちを、家事をしながら冷たくも優しい視線で見つめるさな。そのギャップや日常的なやりとりのなかで、緩やかに高まるテンション。夜、二人きりの時間になると、お互いの距離がぐっと縮まり、無防備な空気が一気に官能へと変化する。

前戯は濃密かつ丁寧。ソファやベッドの上、時に床の上で、唇を重ね合うキスから始まり、指先や舌が髪を撫で、首筋や耳たぶを愛撫。まちの脱力した身体を包み込むようにさながじっくりと舌を這わせ、唾液が糸を引くほど深く長いキスへ。胸元や太腿に這う手のひら、徐々に呼吸が荒くなり、汗がにじむ肌と艶やかな愛液がシーツを濡らす音がリアル。互いの感情が高まるほどに、愛撫のリズムも熱を帯びる。

レズビアンならではの濃密な体温の交換。さなのリードで始まり、まちは快感に身を任せていく。指と舌が愛液に濡れるインサートシーンでは、指先がゆっくりと膣内を探り、舌でクリトリスをねっとりと責める。喘ぎ声が部屋に響き、まちの身体が痙攣するように跳ねる。最高潮では汗と愛液がシーツに染み出し、さなの顔や指先にまで伝う精液のような濃密な体液描写が描かれる。二人の絡みが終わったあとの余韻にまで、愛欲の香りが漂う。