卒業式の後に…大人になった君へ義母からの贈り物―。 古東まりこ

義母である古東まりこ演じるまりこが、卒業式を終えた義息子を自宅に招き入れるところから物語は始まる。遠方への進学を機に抑え込んできた禁断の思いが、久しぶりの再会で一気に溢れ出す。二人の距離が次第に近づき、張り詰めた空気の中で密やかなスキンシップが始まる。汗ばむ肌、吐息が絡まり合い、抑え切れない欲望が愛液と唾液として溢れ出す濃密な一作。ベッドの上での情交は背徳感と快楽が交錯し、心も身体も満たされていく。

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舞台は卒業式直後の家。普段は見せない大人びた装いの義母が、息子の成長を噛みしめるように優しく出迎える。祝いの膳を囲みながらも、二人きりの時間がじわじわと淫靡な雰囲気を生み出す。義母が見せる照れと母性の狭間の表情、息子の大人びた目線が交錯し、タブーを破る背徳感が場面を支配する。昼下がりの柔らかな日差しの中、家庭という閉ざされた空間で二人だけの濃密な時間が静かに進行していく。

前戯は非常に丹念で、まりこの艶やかな指先が息子の身体を這うように撫で、熱を帯びた唇が首筋や耳元に柔らかく触れるたび、汗と唾液がしっとりと絡む。ゆっくりと服を脱がせながら、お互いの体温と高まっていく興奮をじっくり味わう。まりこの舌が乳首を優しくなぞり、指が太腿を押し開いていく過程はねっとりとした愛撫が続き、愛液で濡れた肌が光る。息子もぎこちなさの中に昂ぶりを隠せず、二人の欲望が前戯から頂点へと導かれていく。

セックスシーンは、義母の包容力と女の部分が存分に表現されている。まりこが誘うように抱き寄せ、汗ばんだ肌と肌がぴったりと重なる。挿入の瞬間、愛液が溢れ出す音と微かな喘ぎが部屋に響き渡る。スローな動きから徐々に激しさを増し、深く絡み合う肉体がベッドを軋ませる。息子の精液が溢れるたび、まりこは全てを受け入れる微笑を返す。余韻の中で二人の体液が混ざり合い、背徳と幸福が混然一体となった余韻が残る官能的なエンディング。